貧乳と性悪をこよなく愛する物書きです。
雅やかな都平安。その舞台裏にはまあ、色々とあるのです。作者様の知識の賜物でしょう。しっかりとした人物相関や屋敷内の様子が、すんなりと平安時代に連れて行ってくれます。そして繰り広げられる、和歌を巡…続きを読む
きっと千年前にこんなやりとりが繰り広げられていたんじゃないかと思わせてくれます。お互い偉大な親を持ってしまった。超えたくても超えられない親の壁。きっと彼女だってそうに違いない。ちょっとからか…続きを読む
小式部内侍みたいに頭がよくないと、このような切り返しはきっと出来ない。定頼の完全なる敗北。こういう風にとっさにポンと言葉が浮かんで言い返せる、彼女のような人になりたい。
百人一首の解説本に掲載したらいいんじゃないだろうかこれ、というのが最初の感想。アホの子・定頼とわざわざ話に付き合ってくれる聖母・おとのやりとりがナイスです。こんな感じの解説なら、楽しく歌を覚えられそ…続きを読む
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