見た目に美しい桜。それは憧れの象徴であるのかもしれない。単に甘いだけのストーリーだと思うことなかれ。是非、ご一読を。とても素敵な作品です。お見事。
趣味で小説書いているモトスガワです。素人でございます。 短編恋愛小説が多いかな。苦手はファンタジー。 ファンタジーを読むのは好きなのですが、どうも苦手で書けな…
何百、何千という愛のカタチに一つの愛が加わる。それは初めは拙く、その後年月が過ぎるとともにその愛は・・・ぜひ、一気読みをお勧めします。
1話~3話と、主人公の心を反映するように少しずつ文体が変わっていく、その筆致に技量の高さを感じます。3話構成も序破急の性格がしっかり出た枠組みで綺麗。憧れの人が堕ちていく様、そこに幾許か諦観の…続きを読む
桜が嫌いというのは本心なのか、あるいは一層好ましいからこそ嫌いと語らせたのか。かつての鋭さ瑞々しさを失った男と、実直に今を生きる女。根を張った想いを断ち切るのは、ひどく痛ましい。桜への思いと彼…続きを読む
筆致が穏やかで明瞭、少々長めの文でも、文意に迷うことなく読める素直な文体だった。 その文体で、テツという桜が咲くさま、散りゆき傷んでいくさまを淡々と描いている。それがかえって、物語に鋭い“こ…続きを読む
もっと見る