ハルムスとかいうロシアの作家を思い出した。

 まるで、ハルムスの狂気が乗り移ったかのような、恐怖にあふれた作品。ハルムスは『空色のノート10番』で知られるロシアの作家です。
 その題名に反して、ちっともすがすがしくないロシア作家です。
 しかも『10番』って言ってるのに、他に番号のついた作品がなかったと思います。
 その『空色のノート10番』に、この作品は似ているのだ。

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