文字を持つ世界の欠片を集めるように。

 小学校の教科書の内、国語の教科書に載っている物語の感想文集的作品。
 「もちもちの木」や「大造じいさんとガン」など、多くの名作を作者様視点で振り返っている。
 物語には力があるということを感じさせてくれる一作だ。多く人が読んできたであろう作品群なのに、こんな視点があったか、こういう考え方もできるのか、と新たな気づきを与えてくれる。
 国語が嫌いだった人も、好きだった人も、一見の価値あり。

 是非、御一読下さい。

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