異世界ファンタジー大好き人間です。 異世界から来ました。
人類最大の発明である文字についての考察を、古代の司書に仮託して論じたお話。 他者に対し共通の認識を与える存在でありながら、川と河の間に宿る些細な差のように、そこからは幾らかの情報量が喪失されて…続きを読む
人は必ず死にます。親や友人が死に、自分が死に、子孫もやがて死にます。死にはしなくとも、病気や怪我で継続的な精神活動、則ち自己や自我はいつ変質、消滅しても可笑しくはありません。自己は有限です。そ…続きを読む
中島敦の『文字禍』と『虐殺器官』の文字、言葉に関するテーマを融合した意欲的な作品。重厚な文章、世界観に痺れました。
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