異世界ファンタジー大好き人間です。 異世界から来ました。
文字は発明だ。歴史を後世に残すためにも、軍の伝令として使うにも、知識を同胞へ伝えるにも、文字がないと正確性にかけてしまう。口伝という形では情報の伝達に限度があった。なぜなら言葉の発信者と受信者が持っ…続きを読む
中島敦の『文字禍』と『虐殺器官』の文字、言葉に関するテーマを融合した意欲的な作品。重厚な文章、世界観に痺れました。
人々はその時代の中でしか生きることができない。だが、文字として記されれば、文化として残り永遠になる。一人、ひとり思い浮かべる内容が違えど容赦なく、文化として伝達される限りにおいては永遠に残る。…続きを読む
文字や言葉はたんなる道具にすぎない。 だがそこに人間は霊性を見出す。 なぜだろう? それは、ある言葉ひとつとってみても、その言葉に込める意味は人それぞれだからだ。 言葉の定義は時代…続きを読む
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