皆平等その意識が招く諍い混乱戦闘。結局は優劣格差がないと治まらない事実

 皆平等なんてことはありもしないことに踊らされて、諍い、紛争を起こし挙句の果てには、命のやり取り・流血の事態を招くことに。
 所詮<平等>なんてたわ言、世迷言だと思い知らされる。
 皆平等なんて幻想が招く、混迷の世界。そんな物語。
 バトルジャンキーが描く、現実社会との格差、そして非情な現実社会との葛藤。
 幻想を追い求めていく先に訪れるその先はいかに。結末が愉しみ。
 その結末に<作者の思い>と現実社会の格差、隔たりをあなたは観る。

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異修羅

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