この世界は青いのだな、という言葉が印象的でした。青い地球というものが作品のアンチテーゼのように映りました。
世知辛い世の中を這いつくばって生きる変温動物的なにか
おっとっと、とある関係ない楽曲の名前を口にしてしまうところだった、危ない。おふざけはここまでにして内容に触れると、短い抽象的な文章ながら、読者の心の動きを掌握しているように感じる。また、登場人…続きを読む
言葉は少ないのに、少女がゆっくりと沈んでいく様子が目に浮かぶ。深度とともに変化していく感情の表現がいい。ラストの終わり方もよかった。静かな場所で、ゆったりとした気持ちで読みたい一作。
※)読者企画〈誰かに校閲・しっかりとした感想をもらいたい人向けコンテスト〉参加作品としてレビューします。 将来への『唯ぼんやりした不安』を胸に自殺を遂げた芥川龍之介のように、本作の少女も、孤独…続きを読む
これは「誰かに校閲・しっかりとした(略」用の辛口レビュとなります。 思考実験のような掌編で、なるほどと思わされました。 さて辛口レビュですが、この物語の頭とお尻がうまく繋がっていません。…続きを読む
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