歴史学者の家族

作者 如月芳美

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★★★ Excellent!!!

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なんだここまで来ると続きが想像できる。
というのが、作者の力なのだろう。

こうして歴史学者の家族は歴史となって行く。

遠い未来、どんな寿司を摘みながら、どんな歴史講釈をしているのだろうか。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★ Very Good!!

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物語の99%をセリフが占める。
そのせいで、特に前半、分かり辛い部分がある。
しかし、読み進める内に設定などが把握でき、作者独特のユーモアにニヤリとしてしまう(泥鰌の所は大笑い)。
そしてクライマックス。
最後はまさかの方へ読者の心をいざなう。
必読の一冊です。

★★★ Excellent!!!

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会話文だけで構成される連作短編の趣ですが、目次を見て分かる通りとある家族の定点観測のような物語です。
この斜め上を行く発想力が素晴らしく、その中身に軽い脱力感を感じつつも、しっかりとハートウォーミングでしめるあたりに作者の力量を感じずにはいられません。
百聞は一見に如かず、まずはお気軽に本文を読んでください。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

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お寿司をめぐるセリフ劇なんです。
あまのじゃくな作者は、スシコンとは別次元で本気出しちゃう。

1話目。仕方のないお父さん。喋ってないでちゃんと食べなさいって
こどもの時言われなかったのかな。
もしかして、おじいちゃんも歴史学者だったりして。

2話目はうう、くすん。どうしても泣いちゃう。

3話目。このくらい年月が経てば、きっと大丈夫。
お父さん喜ぶね。そして、めっちゃ向こうからツッコムね。
ちょっぴり、お母さんは長いことさみしいねって思っちゃった。
ああ、でも、いつまでも話す声が聞こえてきそう。

★★ Very Good!!

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私もワサビが苦手で、同じようなことを言ってました。
なつかしい一家団欒の風景を思い出し、頬が緩みました。
一年後も変わらず、ワサビを取る話があって良かった。
お父さんは……ですが。
それから二十年後も相変わらずな歴史学者の家族でしたが、……あれ?
歴史学者の家族に大きな変化が!
驚きました。(笑)
お父さん、愛されてますね。