温かい家族の情景が浮かぶ良い短編でした。自然な会話の描き方が上手く、章ごとの時間の流れ方もお洒落で良かったです。
活動中……
お父さんは歴史学者さんです。お寿司の歴史をずうっと話して1話が終わります。無視されてるのかと思いきや。続きは読んでのお楽しみ。
いるいるこういう蘊蓄好き。と何気に読んで行きました。私の愛する寿司がいっぱい。合間で何やら粗雑な扱いのお父様。マグロもぶ厚くなっていきああ 相変わらずの家族の団欒だなぁ 微笑ましいな、と思った…続きを読む
なんだここまで来ると続きが想像できる。というのが、作者の力なのだろう。こうして歴史学者の家族は歴史となって行く。遠い未来、どんな寿司を摘みながら、どんな歴史講釈をしているのだろうか。
最初は「お父さんの哀愁がとまらない」などと思っていましたが、読み進めると、最後には心がジーンときます。 面白かったです。 短編でセリフだけで構成されているので、短い時間で読むことができます。読…続きを読む
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