ずっと続く緊迫した手紙。書かれていることはとても緊張感があるのに、その口調はとてもやさしくて、愛に満ちている。この人はどうなってしまうんだろう、どうなってしまったんだろう。詰めていた息が、ラストで解放されました。
【書籍化作品】 ・『いちいち癇に障るんですけどっ!』KADOKAWAビーズログ文庫 https://kakuyomu.jp/publication/entry…
行間に物語があることを教えてくれる、そんな作品です。
こんなに少ない文字数なのに相手への思いが間違いなく伝わってくる文章力と表現力が素晴らしいです。あえてすべてを説明しないラストが、だからこそ印象に残ります。
簡潔な手紙の言葉から、彼の切迫した状況がひしひしと伝わってくる。そして同時に、彼女への気持ちも深く心に沁み込んでいく。 心臓のどきどきが最高潮に達した時に、目にする最後の一行。涙が出そうになった…続きを読む
どんなときでも、どんな場所にいても想い続けることができる人、あなたにはいますか?いるならば、多分相手も同じようにあなたを想っています。大切にしてください、その想いを――。
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