誰かのためを思って、精一杯のものを贈る。これが一番ですよね。最後で安心しました。
しがない小説書き。自サイトでは長編、短編、和風、洋風、はたまたアラビアン(?)と節操なく書き綴っている。
行間に物語があることを教えてくれる、そんな作品です。
こんなに少ない文字数なのに相手への思いが間違いなく伝わってくる文章力と表現力が素晴らしいです。あえてすべてを説明しないラストが、だからこそ印象に残ります。
簡潔な手紙の言葉から、彼の切迫した状況がひしひしと伝わってくる。そして同時に、彼女への気持ちも深く心に沁み込んでいく。 心臓のどきどきが最高潮に達した時に、目にする最後の一行。涙が出そうになった…続きを読む
ほんの数百字で表現された場面の濃密さ私がレビューに何文字も費やすより本編読んだ方がこの驚きがよく伝わると思います
もっと見る