誰かのためを思って、精一杯のものを贈る。これが一番ですよね。最後で安心しました。
しがない小説書き。自サイトでは長編、短編、和風、洋風、はたまたアラビアン(?)と節操なく書き綴っている。
行間に物語があることを教えてくれる、そんな作品です。
ずっと続く緊迫した手紙。書かれていることはとても緊張感があるのに、その口調はとてもやさしくて、愛に満ちている。この人はどうなってしまうんだろう、どうなってしまったんだろう。詰めていた息が、ラ…続きを読む
バレンタインにぴったりの、ショートショート小説。過不足のない、シンプルで、とてもあたたかい――読んでよかったと思える小説でした。
楽しげな歌も、スイーツも、嬉しい。けれどもこれは、深く、切なく愛の伝わるプレゼント。こんな愛の伝え方もあるんですね。ラスト一行で、あたたかく静かな感動に包まれました。
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