寿司関係なく、ブラックな風刺ネタが効いたSFショートストーリーでした。アニキの意志を次いで、理想郷を追い求めた主人公Gの最期に涙。
ま、まあ、中に入ったとしても本当に安全かどうかわからないし…
誰もが注目している新鮮なネタをテーマを、旨く料理した一皿です。ピリっとワサビ(ユーモア)のきいた作品。
この作品は寿司小説コンテスト参加作品です。 ですが、寿司要素はあんまりありません。わずか800文字にここまで情報を圧縮出来るなんて脱帽しました。 物語は未来のお話です。その未来はお約束のように荒廃しています。その荒廃した未来に残された唯一の希望の地に主人公は向かうのです。 寿司小説の枠組みから想像されるイメージを遥かに超えた世界がそこに待っています。どうか先入観を持たずにまずは読んでみてください。
真面目にふざける。この作品を一言で言い表すとそんな感じだ。前に作者の「おやすみ○○」を拝見した時と同じような少し切ない気持ちになった。それにしても作者様はSFが好きなお方だ。
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