人物の描写が最低限であっても、きちんと読めます。主人公がこれから先どうなるのか気になりますが、うまいところで終わっているので、すっきりと読めました。
東江 怜(あがりえ れん)と申します。 ファンタジーを基本に、面白いものは何でも好きです。 真面目な文体よりは、少し崩して分かりやすいのが好きなので、たぶんそ…
確かにSF的な舞台設定。でも、主眼は男女の擦れ違いだと思う。恋愛感情的な擦れ違いではなく、別種の擦れ違い。それが捉え所のない余韻を醸している。不思議と心地良い余韻です。星の数は、短編にはMAX2つ…続きを読む
独特の台詞回しから醸し出される、本作特有のリズム感を感じました。ゆるゆると話す女性と、畳みかける男。その二人の間に挟まれて、小道具として第三の立ち位置を見せる「時計」この三者が絶妙に絡み合…続きを読む
時の旅人とされる一人の美女。この人が人間なのかどうか分かりませんが、ただ何故か主人公の青年に会ってよかったと思える存在なのですね。何でこんな事を描いたのかと言うと、実はよく分かりません。ただ二人…続きを読む
最初はホラーのような少し気味悪い雰囲気。 それから懐かしい片思いの相手に会ったような。 最後に―――― 僅か数千字に様々なエッセンスがぎゅっと詰まった良質なSFです。 (この作者さん、カク…続きを読む
もっと見る