暗殺拳はチートに含まれますか?

作者 渡葉たびびと

戦いは、楽しい!

  • ★★★ Excellent!!!

全力を出せる。競い合う仲間がいる。そして何より、なんの心配もなくぶっ飛ばしてしまえる!
そんなの面白いに決まってる――それがこの作品における戦いです。
鋭一くんも彼の友人も、みんな本当に楽しそうで、読めば憧れてしまうこと請け合い。いいなあ。自分もこのゲームを遊びたい。戦いたい!

幸運にもそれを叶えた人間が、ヒロインの一色葵ちゃんです。
彼女がまたたいへん可愛い。さらに加えてメチャクチャ強い!
それもそのはず、彼女は一子相伝の暗殺拳を伝える家系の末。とは言え太平の世にあって、その技は振るわれることもなく燻るのみ……でした。
仕方のないこと? いいや、違う。かつての昔ならいざ知らず、今は戦いの良い面だけを、明るく楽しく体感できるのですから!

文章の確かな構成力、王道のボーイミーツガールの魅力をも備えつつ、暗いところのないゲームとしての戦闘を描く本作。
「電気のヒモに対してシャドーボクシングするくらいの気軽さで、人を殴れる時代がやってきた。」
なんと清々しいことでしょう。活力に溢れる登場人物たちが、どのような立ち回りを披露してくれるのか、この先楽しみでなりません。

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