本を開けば広がる冒険ロマン
- ★★★ Excellent!!!
マルロは外の世界を知らない男の子だ。
そんなマルロが初めて外の世界へ繰り出した時、待っていたのは、死霊たちが蠢く幽霊船だった。
異形の者たちに対する偏見を持たず、飽くなき好奇心を持つマルロは、父の手がかりを探し幽霊船で大海原へ。骨骨、ゾンビに、死神と、バラエティ豊かな(?)仲間たちとともに冒険の旅へいざ出航。
丁寧に書き綴られる、児童向けのファンタジー。
本を開けば、そこに冒険の世界が広がっている。
楽しかった、子供のころの読書体験が蘇るよう。
ワクワクと好奇心をコンパスにいざ行かん。