少年とオバケたちが行く愉快な航海冒険小説!

内気で家の中に閉じこもりながら生活していた少年マルロは、ある日、父親についての衝撃的な事実を聞かされてしまう。ショックを受けたマルロは、夜中にこっそりと家を抜け出し、海へとやってくる。そこで出会ったのは、不気味な幽霊船とその乗組員たちだった……。

人々が震え上がる不気味な幽霊船。けれどもマルロは、なんとその船長になってしまいます。船の中に入ると、そこには楽しい仲間が勢揃い。愉快で働き者な幽霊たちや、小さくて可愛い死神見習い、船長思いのゾンビなどなど。たくさんの登場人物が出てきますが、みんな個性があって名前もわかりやすく、読んでいて苦になりません。

幽霊船の仲間とともに、マルロは冒険の旅へ出港します。途中、危ないこともあってヒヤヒヤしますが、頼もしい幽霊船の仲間とともにピンチを乗り越えていきます。まさに冒険小説を読んでいるドキドキな体験を味わうことができます。

物語はまだ中盤。これからマルロにはどんな出会いが待っているのか……。
最後まで読み進めていきたい、オススメの作品です!

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