天崎古書店は騒がしい

作者 氷泉白夢

知らなかった妹との出会いが、知っている町を広げていく

  • ★★★ Excellent!!!

商店街で古書店を営む天崎朝美の元にやってきたのは、疎遠だった両親の死の知らせと、家を出てから生まれた年の離れた妹、真昼。

代り映えしないことを良しとする穏やかだった彼女の生活は、
その日を境に外へと広がっていくことになる。
真昼が連れてくる友人、そしてその家族や関係者。

恐れを知らないような新たな少女によって、朝美は自分の知らなかった自分の町を知っていくことになるのが素敵な話である。

誰もが優しく、穏やかで、それでもいつも騒がしい、暖かな物語。

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その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

天崎朝美という少し停滞的で、退屈さを肯定できる場所で生きていた少女に訪れた『年の離れた妹・真昼』という異質な存在。

朝美は困惑しつつも真昼と向き合い、世界との繋がりとその広がり、そして己の内面をも… 続きを読む

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