ちょっと不思議なジャズバー"F's Bar"へようこそ

クリスマスの夜、彼女にフラレた主人公は宛てもなく街を彷徨っていた。
そして不意に見つけたJazz Barに吸い寄せられるようにドアを開けた。

マティーニを飲みながら出てくるのは、彼女に本気で向き合わなかった自分への懺悔と、彼女への断ち切れぬ想い。

彼の真剣な想いは、素敵な奇跡へのイントロダクション。

さぁ、あなたもとびきりハートフルなスペシャルライブをご一緒に！

ジャズが包み込みます

なんでもないようなことが幸せだったと失ってから初めて気づく。人ってそういう生き物なんですよね。
F'sBar　人生の岐路の修正点といったところでしょうか？行ってみたいです。

近くにある幸せは当たり前すぎて、失うまで気づかないものかもしれませんね。
優しく、暖かい気持ちになれる短編でした。

とても読後感のいいストーリーです。
冬の今、心に灯がともるよう。

Fが何の略かは本作を読めばわかるのですが、ファンタジーのFもいいかもしれません。

優しく酔える物語を穏やかな夜に。

自分のしてきたことを見つめ直し、後悔しつつも、これから何が出来るか。
その想いを素直に出して実行出来たならば、ささやかな幸せくらいには辿り着ける。
そんな、ほろ苦く、でも温かな物語です。

Xmasが終わってから拝読しましたが、とても心あたたまる現代のファンタジーでした☆ミ

疲れた心を癒し、また自分を顧みるきっかけになるような、そんな物語です♪

こんなbarに、私も入ってみたいです(*^^*)

私も、実はバーテン経験あります。
すてきなバーなんでしょうね。
レトロでランプの明かりが灯された店を想像していました。
クリスマスの作品には奇跡が訪れる作品が多い。

ひと夜に、いくつの奇跡が紡がれたのでしょうね…。
クリスマスらしい、いい物語でした。

あることで憔悴しきった青年が、夜の街で一軒のバーをみつける。イケメンのバーテンダーに、彼は思い切って胸のうちを話しはじめる……
とても雰囲気のある物語です。
バックに流れるジャズメンの、息の合ったアドリブまで聴こえてきそうです。
店名の「F's Bar」の由来がこのお話の肝となります。前半はリアルなムードで、後半はファンタジックな背景で楽しませてくれます。
大人のためのクリスマス物語。
日常に少し疲れておられるなら、ぜひ「F's Bar」を街の路地裏で見つけてください。
きっと満足いただけることでしょう。