近くにある幸せは当たり前すぎて、失うまで気づかないものかもしれませんね。優しく、暖かい気持ちになれる短編でした。
古典作品の訳やオリジナル小説、現代語の古語訳などを書いています。 [Site] https://yamanekoya.net
クリスマスの夜、彼女にフラレた主人公は宛てもなく街を彷徨っていた。そして不意に見つけたJazz Barに吸い寄せられるようにドアを開けた。マティーニを飲みながら出てくるのは、彼女に本気で向き合…続きを読む
とても読後感のいいストーリーです。冬の今、心に灯がともるよう。Fが何の略かは本作を読めばわかるのですが、ファンタジーのFもいいかもしれません。優しく酔える物語を穏やかな夜に。
私も、実はバーテン経験あります。すてきなバーなんでしょうね。レトロでランプの明かりが灯された店を想像していました。クリスマスの作品には奇跡が訪れる作品が多い。ひと夜に、いくつの奇跡が紡がれ…続きを読む
あることで憔悴しきった青年が、夜の街で一軒のバーをみつける。イケメンのバーテンダーに、彼は思い切って胸のうちを話しはじめる……とても雰囲気のある物語です。バックに流れるジャズメンの、息の合ったア…続きを読む
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