きひら◇もとむ

というのは西城秀樹さんの名曲ギャランドゥの歌いだしですが、作者さまの書く文章は僕にとってまさにそんな感じ。 とりあえず一話を読んで、「あぁやっぱりな」と思わず呟いてしまうほど。 一…続きを読む

クリスマスの夜、彼女にフラレた主人公は宛てもなく街を彷徨っていた。 そして不意に見つけたJazz Barに吸い寄せられるようにドアを開けた。 マティーニを飲みながら出てくるのは、…続きを読む

公園のベンチを舞台に、僕と彼女、ふたりの時間が紡がれていく。 ほんのり甘く、とても優しく、そしてちょっとほろ苦い、誰もが共感できる素敵な物語です。 彼女の視点で読み直すと切なさ…続きを読む

『いつも走ってるの。今もそう』
なぜ彼女は走っているのか。
何が彼女を走らせているのか。

ゆっくり優しく流れる時間のなかでふたりの恋が今始まる。

コーヒーショップでバイトする主人公とその店に通う『無口の姫君』
ふたりが織り成す音は、時に優しく、時に厳しく、互いの心に響きます。
美しいラブストーリーを是非。

着眼点の素晴しさと青春の甘酸っぱさと見事な展開に悶絶！
さぁ、ロックしようぜ！

読み終えたところで秦基博さんの『鱗』が流れてきて、映画のエンドロールまで見たような気分です。
素敵なお話ありがとうございます。
これからも期待してます。