いい物語(ストーリー)というのは読んでから2~3日かけて咀嚼する内に消化されていく、私にとって本作が、まさしくそれでした。
金髪ツインテのツンデレヒロインが出るわけでもなく
陰キャぼっちに幼馴染みが微笑んでくれるでもなく
隣の部屋にクール美少女が住んでて仲良くなるでもなく
そういった物語を否定する気はありません。
むしろ大好物ですらある。と言ってもよいです。
でもこの作品は違うんです。
ロックなんです。
あえて言えば僕としては
内田裕也の「ロックンロールだぜ~」
とも違うんです。
ロックなんです。
読み終えたあとの爽快感。
あぁ、これが
もしかしたら
ひょっとしたら
ロックかもしれない。
そんなロックな物語(ストーリー)を読まないなんて
全然ロックじゃない!
ロックしようぜ!!!