じいさんが良いキャラしていたと思います。
殺人劇じゃないが、密室殺人事件の推理ドラマのような緊張感を味わえる。窓の外は土砂降りの雨。外部との通信手段が途切れ、登場人物達はペンションの内に閉じ込められる。金田一少年の事件簿に出てきそうなシ…続きを読む
出て来きた登場人物の中で最も『可能性』があるのは、「いかにも」な雰囲気があった奥山さん。私は、そう思いました。でも、小説の中では雰囲気どうのこうのという単純な感じでは無く、彼らがあの場で考え行動して…続きを読む
荒れ狂う嵐の中で進められる話し合い。その議題は「すでに死んでいるのは誰か」。ひとりの客が漏らした言葉から始まったとんでもない会議は、雷鳴が轟くごとにまた、不思議な方向へと進んでいきます。はてさ…続きを読む
冒頭から若干のネタバレですが、「おまえ」を探すことが中心にあるというよりはあくまで人間ドラマ、あるいは奇跡の話です。構造上どうしてもここでは言えないことがいくつかあるので、その点は読み終わったあとど…続きを読む
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