ナルミカヅチと亡国の武士

　神が人間と共生し、鬼や妖怪が跋扈する世界。

　十年前、東大陸・水眼国（すいがのくに）は王の家臣であった男の謀反によって滅亡した。
　水眼国で生まれた主人公・東雲影光 （しののめ かげみつ）は幼い頃に母に抱えられて故郷を逃れたが、数年後には母さえも病で失い、天涯孤独の身となってしまった。復讐に取り憑かれた影光は南の大国・焔（ほむら）の軍に志願し、仇を討つことを誓った。

　旅を続ける途中、影光は天から降ってきた姫神ナルミカヅチと出会う。
　これは、故郷を失った武士と神が織りなす乱世の物語。

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この小説は「小説家になろう」で連載しているものです。
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