概要
無限の価値を持つ時計、それを祖父から受け取った少年の物語
普通の高校生、井上航一郎は祖父の臨終に立ち会う、そこで遺言と共に、不思議な時計を渡される。お前はこの家の主になって血族を守れと命令を祖父から受ける。航一郎は意味が分からないまま、時計を受け取り、多くの大人たちから挨拶と共に媚びを得ることになる。また、自分の付き人になると宣言して帰りの車に同乗する野上穂乃果という謎の少女。航一郎の頭には疑問と恐怖が渦巻いていた。左手に巻いた動いてないゼンマイ式時計が嫌に重い。僕はこれからどうなるのか?何が待っているのか?分からないまま、僕は家に帰る。そして、日常へと。日常に帰る事が出来るかどうか?という不安を抱えながら。車は家に向かっていた。
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