トイレだぜ? ニッチ過ぎる題材が逆に興味をそそるね。

 異世界のトイレ。一体誰がこんなところに着目するのだろうか。
 そう思わせただけで、この小説はすでに一定の読者を得たとも言っても過言ではなくて、御多分にもれず、私のその一人であった――。

 ジャーナリストによる解説で進むストーリーがまず斬新。
 そしてこのジャーナリストが、毎回くだらんことを淡々と話すのでいちいち笑わせてくれます。親近感しか湧かない魔王一味も最高ですね。親近感とは関係ないですが、魔王のナニが通常時で20センチとは驚愕しかないっ。マックス時は何センチになるのでしょうか……。

 しかしトイレにうるさい魔王である。もういっそのことTOTOの広告塔になっちゃえばいいじゃん。魔王がおススメするトイレとか売れるんじゃないかなぁ。

 個性的な冒険者一味もでてきて今後も楽しみなトイレファンタジー。皆さまも是非、ご一読を(⌒∇⌒)


――いや、くそイムってっ(笑

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