一文字でも出すとお食事中の方に不快感を与えそうなので控えました。
十話以降を読んでいただけると分かっていただけると思います。
連載始まった時から面白そうだなとおもいつつ、ようやく先日箸が伸びました。(箸を伸ばすという表現が適切かは悩みどころですが)
作者さんの下ネタ作品は前にも読んでおり、その発想力の素晴らしさには感服していたのですが、まさかトイレなんてニッチなネタで攻めて来るとは。
そしてこの突き抜けるような面白さ。
天才だよ!!
これは余人にはできぬ仕事だよ!!
こんなどギツイもん、よく書けるな。よく書けたな。
作者さんの下ネタにかける並々ならぬ男気がそうさせるんでしょうね。素晴らしい。
また、ネタのエグさ、生々しさ、ほのかに漂うエロさもさりながら、それを裏打ちする設定・表現の細かさが実に素晴らしい。
イカ墨を飲んで身体を黒くした魔王のどす黒いなにとか。
酸で溶けないようにできたオリハルコンのあれと、それを巡る勇者との攻防とか。
なにより、なにが命を持ったモンスター「く○リン」の鳴き声のリアルさときたら、もう。
すごいよ。
あんなものに生命を与えて、可愛らしく動かすんだから。
できねえよ、こんなん、真似できねえよ。。。
魔の森を抜けて、果たして次のトイレはどこか。
そしてどんな出会いが主人公を待っているのか。
今後の展開が見逃せぬ、今一番続きが気になる作品です。
下ネタに抵抗ない人は、是非読んでみてはいかがでしょう。おすすめです。
人間を始め、どんな生き物でも他の物から栄養を得るからにはその中に含まれているカスを排泄しなければなりません。ですが辺り構わずしてしまうとあまりにも不潔、そこで多くの動物が編み出したのが「トイレ」だそうです。
そんな、古今東西異世界問わず様々なトイレを紹介しつつ冒険も繰り広げるこの番組……いえ、この小説。この良い意味で汚いアイデアもさる事ながら、王道ファンタジーの裏側を突くような展開、よく捻られた様々な設定、そしてどんどん出てくるパロディや小ネタの楽しさで、一気に世界観に引き込まれてしまいました。
これを読めば、いざという時の異世界でのトイレは完璧……なのかもしれません。
異世界のトイレ。一体誰がこんなところに着目するのだろうか。
そう思わせただけで、この小説はすでに一定の読者を得たとも言っても過言ではなくて、御多分にもれず、私のその一人であった――。
ジャーナリストによる解説で進むストーリーがまず斬新。
そしてこのジャーナリストが、毎回くだらんことを淡々と話すのでいちいち笑わせてくれます。親近感しか湧かない魔王一味も最高ですね。親近感とは関係ないですが、魔王のナニが通常時で20センチとは驚愕しかないっ。マックス時は何センチになるのでしょうか……。
しかしトイレにうるさい魔王である。もういっそのことTOTOの広告塔になっちゃえばいいじゃん。魔王がおススメするトイレとか売れるんじゃないかなぁ。
個性的な冒険者一味もでてきて今後も楽しみなトイレファンタジー。皆さまも是非、ご一読を(⌒∇⌒)
――いや、くそイムってっ(笑
この作者は下ネタから離れられないのかっ!!
…最初の感想がこれでした(笑)。
無駄に高尚な元ネタを背景に(笑)、まさか魔王城の便所を紹介するとは…。
紹介の仕方も面白いですね。いや、普通に便器を淡々と書き連ねてるだけなんですけども(笑)、訥々とトイレについて描写を重ねているのがとても笑えます。放尿中に魔王とエンカウントするし。
ていうかレポーターもレベル1でよく辿り着けたな!?
次はどこのトイレが激筆されるのか、楽しみでしょうがないです。
用を足した後は、きちんとズボンのチャック(社会の窓)を閉めて次へ行きましょう。
…あ、元ネタの「世◯の車窓から」の「窓」ってそういう…。