語りし者はさいわいなり

作者 島野とって

はじめに言葉ありき。我々の存在理由を刺激する壮大なSF長編。

  • ★★★ Excellent!!!

壮大な物語です。冒頭、少女とゴーレムの話から、ストーリーはどんどん遠大になってゆき、言葉とは、言葉がない場合に我々は存在できるのか、というような哲学的なテーマになってゆきます。

正直、ラストは、全く想像のつかない着地点でした。かなり重い、難解な小説ですが、頑張って読みとおす価値はあると思います。特に哲学や神学に興味のある方に、絶対におすすめです。

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その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

 甚大な被害をもたらした『破局』の後の世界。
 その後人類は衰退の一途をたどっていた。
 復興に思うような人材が確保できず、土くれで構成されたゴーレムが労働力になっている。
 ゴーレムはともすると暴… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

素晴らしい大作です。ゴーレムが出てくるということでファンタジー的なものを想像するかもしれませんが、すさまじいスケールのSF作品です。終盤からラストにかけて次々と明かされる真実には鳥肌が立ちました。読… 続きを読む

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