ゴーレムの伝説をよく調べてかつ、描写が繊細で凄いです‼同じゴーレムをテーマにしてますが、自分はまだまだと感じさせます‼
どうにかなってしまったらしい世界。人類は、物言わぬ泥の働き手・ゴーレムたちに支えられ細々と生きながらえていた。チェコに暮らす少女ヘレナは、最愛の兄と死別し、鬱々と暮らしていた。しかし、そんな日々は、…続きを読む
最初は中世を舞台にしたモダンファンタジーかスチームパンクかなといったところですが、読み進めていくとかなり深く踏み込んだ哲学書のような印象に変わっていきます。筆者の言葉と人間の存在に関する深い洞察が…続きを読む
神の文字が刻まれた泥人形ゴーレム。現代人はおそらくコンピュータにプログラムを書き込むような感覚で理解できるでしょう。ファンタジーの雰囲気を保ちつつも「SF」と銘打つだけあって様々に科学的な裏付…続きを読む
壮大な物語です。冒頭、少女とゴーレムの話から、ストーリーはどんどん遠大になってゆき、言葉とは、言葉がない場合に我々は存在できるのか、というような哲学的なテーマになってゆきます。正直、ラストは、全…続きを読む
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