意味深な見出しになってしまいましたが……ミステリーやサスペンスではありません。世間で見られる「私」と「仕事」どっちが大事?っという恋人同士の問題です。ただ……彼氏の仕事が……サンタクロースなんですよ。この大問題。どう解決されるか気になりますよね!短編と読みやすい上に、作者様の持ち味であるテンポの良さ。飽きさせない構成が少な文字数にギッチリ詰まっていました。読後感が良いんですよ。心が温かくなり癒されました。是非、読んで見て下さい♪
自分の彼が、聖人が、サンタクロースだなんて!一年でも楽しい日に、どうして、会えないかは彼が、忙しいから。そして、サンタクロースは、特別に他の仕事にも、大忙し。鈴を選んで良かったと言ってくれるけど。クリスマスケーキみたいに甘々ではないの。寂しさ、私は、共感しました。私なら、半狂乱に、なります。おすすめです。
どんな季節に読んでもたまらなく素敵な、恋と愛の物語です。かっこよくて、頭も良くて優しくて。彼は最高に素敵な男性。でも、高校時代に彼の言った冗談のような言葉は、実は全然冗談ではなくて——。歳を経るごとに少しずつ変化する、主人公の彼への思い。そこには寂しさや辛さも増えていくけれど……。それでも、「愛している」というお互いの思いが変わらなければ。それさえ変わらなければ——幸せは、きっと繋がっていく。人を愛すること、愛し続けること。その難しさと幸福感のぎっしり詰まった、クリスマスプレゼントのような素敵な物語です。
12月24日、クリスマスイブ。各地の店が年末商戦で賑わい、飲食店も掻き入れ時な日ですが、その中で誰よりも忙しい時間をどうしても過ごさないといけない「職業」があります。それは誰もが知ってる、でも詳細は誰も知らない重要な任務。もし、それに就く人が恋人だとしたら…?ファンタジックな設定に様々な現実の悩みが重なり、一度はつい嫌悪な仲になりかけてしまう主人公たち。でも、誰にだってクリスマスの奇跡は訪れるものなのかもしれません。ある意味大人向けのおとぎ話、もう一度夢見る子供に戻れるような、素敵な短編作品です。
恋愛短編もの。クリスマスの季節になると忙しくなる恋人。確かにこの仕事をしている人は忙しすぎてなかなか会えないですよね。その心情が、短い作品でありながらもちゃんと伝わってくる素晴らしい作品でした。そしてなにげに、高校生の同級生と将来そうなるというシチュエーションは個人的に好きでした。この季節にピッタリな夢のある物語。素晴らしかったです! メリークリスマス!!!
やだぁ。素敵♡恋人がサンタクロースだったら?大変なこと、多いと思うわ。そりゃあ外科医か政治家かっていうくらい、自己犠牲も半端ないでしょう。(政治家は人による。あ、外科医もかな?)だけど、何事にも特別はあるもので。素敵な存在には、素敵な相棒がいるものなのデスよ☆──子どもは聖樹か、聖宗か?
主人公の感情がよく伝わってくる作品でした。「分かってくれる」という期待によって無理に理解しているふりをし続けなくてはならないつらさと、それが爆発する感情にリアリティがありました。ミスリードをお上手に使った展開も見事です。
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