どんな季節に読んでもたまらなく素敵な、恋と愛の物語です。
かっこよくて、頭も良くて優しくて。彼は最高に素敵な男性。
でも、高校時代に彼の言った冗談のような言葉は、実は全然冗談ではなくて——。
歳を経るごとに少しずつ変化する、主人公の彼への思い。そこには寂しさや辛さも増えていくけれど……。
それでも、「愛している」というお互いの思いが変わらなければ。
それさえ変わらなければ——幸せは、きっと繋がっていく。
人を愛すること、愛し続けること。その難しさと幸福感のぎっしり詰まった、クリスマスプレゼントのような素敵な物語です。