概要
『影を越えた先にだけ、水平線はある。』
滅びは外から来るのではない。 それは内側から、国を静かに腐らせていく。
属国からの独立を勝ち取り、 栄光に包まれたアーセン地方。 その未来は揺るがぬものだと、誰もが信じていた。
だが平和は、気づかぬうちに停滞へと変わる。
英雄の子に生まれた少年は、 偉大な父の背を追い続け、沈みゆく時代とともに歩むのか。 それとも父の影から踏み出し、新たな道を選ぶのかを迫られる。
滅びの国で問われるのは、 何を受け継ぎ、何を改め、 何をもって己の王道とするのか。
それは国の再生であると同時に、 一人の少年が父の名を越え、自らの名で立つ物語である。
【登場人物】
ブレイ…この物語の主人公。父である現帝王の命により東の地を統括する指揮官。15才。
ソカロ…ブレイの護衛役。精悍な男だが、記憶を失っており
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