わたしのメンター

ミュージシャンとの出会いでこんなものを見つけるとは。
どんな将来が待っていても後悔せずに先に進んでいけそうな気がします。

進路に迷う女子高生とストリートミュージシャンの中年の交流がメインのお話です。

自分は高校時代、行きたい大学も勉強したい学問も、なりたい職業(小説家ではないですよ( ^ω^ ))も既に決まっていたので、主人公の気持ちに懐かしさのようなものは、残念ながら感じられませんでした。
猪突猛進すぎて、親にも「頑張れ」ではなく「頑張るのはいいけど、体を壊したり、思い詰めるな」と言われていたクチでしたので（笑）

けれども、ミュージシャンの言葉は、学生ではなくても、再び岐路に立たされている人、全員に深く染み渡るのでは。
現に私もその一人です。

最後のオチがニクいですね。

高校が舞台になっている本作。そして、更に音楽が主体で進んでいくのは私の好物なジャンルだった。
昔の解散したUKロックバンドのデビューアルバムが流れてくる描写なんか渋くてカッコイイ構成だった。

これから、主人公の葛藤も見えてくるだろう。
話の続きが楽しみだ。