初めは流し読み程度で読んでいましたが、読んでいくにつれぐいぐい引き込まれ。最後の締めも良くまとまっていて、しっかりと完成された「作品」でした。
小説は「人間」を表現してなんぼだと思います。
生きているものには等しく死が待っている。命が新しい命に生まれ変わる、その現場を通して、人は何を感じ取るだろうかと思わせる、素敵な作品です。主人公である理麗にもたらされる運命に、ジワリと目頭が熱…続きを読む
朝焼けの色の異世界。そこで出会った『彼』と少しだけ時間を共有していく、というお話なのですが、なかなかに切ないです。最後まで読んで、全てが分かったらもう一度読み直してしまうと、また違った視点からの…続きを読む
相手が悪いんじゃないかなぁ
冒頭の書き出しで『ん?』となりましたが、読み終わるとそれが意図してそうされたものだと気づきました。まんまと作者様の策略にのせられた形です。暗い話を絡めてくるのかと思えば、そうではなく、むしろ暖かく…続きを読む
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