今明かされる、ロマンティックで切ない恋愛創作の筆裏・・・

これを読む前に、まずは『カクテルの紡ぐ恋歌(うた)』を読むことを強くお勧めします!
あの素晴らしい作品がどのような思考から生まれたのか・・・
そこにあるのは世俗的なおじさんたちの生態と、そこから逃げるように高みを目指す妄想。
そう!妄想こそ創作の原動力!!
やはりそれは全ての書き手の共通項なんだなと少し安心しました^^
一方で、年齢差と「おじさん」という感覚の関係など、創作だからとおざなりにせずにきちんと分析して設定に反映させる姿勢は、なるほどだからこそあれほど真に迫ったストーリーが生み出されるのかと納得させられます。
「ボツになった理由」が続いた後、いよいよここから物語の舞台に直接結び付く裏話が明かされていくのか、日垣一佐というキャラはどのように出来上がったのか、本編ファンには先が待ち遠しいご褒美エッセイです!

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