公民館にある図書館のゆったりした空気と、一冊の本に関する噂。1通目を読みましたが、静かに語られる思い出の断片が美しく、それでいて前向きな余韻の残るいい作品でした。他の話がとても楽しみです。
古典作品の訳やオリジナル小説、現代語の古語訳などを書いています。 [Site] https://yamanekoya.net
嗅覚、つまり"におい"は人の記憶をもっとも呼び覚ますと言われています。それによって思い出す光景は人それぞれだと思います。図書館にある本のにおい、桜の花びらのにおい、好きだった人のにおい…。最…続きを読む
最初の話ももちろんよかったのですが、一話ごとにじわじわと深みを増していっているような気がします「魔法」の効きがよくなってくというか、研ぎ澄まされていく、みたいな次はどんな恋文を読ませてもらえ…続きを読む
素晴らしい描写に心の動かされました。丁寧に描かれる世界観に自然と引き込まれます。次の話が楽しみです。
もっと連載が進んでからレビューと☆をと思っていたのに、読後の心はすっかりと桜の花びらに埋め尽くされ、降参してしまった。何気ない日常の中に愛を感じさせる名手として作者は既に高い評価を得ているけれど(…続きを読む
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