公民館にある図書館のゆったりした空気と、一冊の本に関する噂。1通目を読みましたが、静かに語られる思い出の断片が美しく、それでいて前向きな余韻の残るいい作品でした。他の話がとても楽しみです。
古典作品の訳やオリジナル小説、現代語の古語訳などを書いています。 [Site] https://yamanekoya.net
嗅覚、つまり"におい"は人の記憶をもっとも呼び覚ますと言われています。それによって思い出す光景は人それぞれだと思います。図書館にある本のにおい、桜の花びらのにおい、好きだった人のにおい…。最…続きを読む
いろいろな恋心を描いた短編集。現在、公開されている第3話まで読みましたが、どれも良いです。すごく視点が落ち着いていて、大人の目線というか、落ち着いて読んでいられます。読みやすいし、ストーリーもす…続きを読む
最初の話ももちろんよかったのですが、一話ごとにじわじわと深みを増していっているような気がします「魔法」の効きがよくなってくというか、研ぎ澄まされていく、みたいな次はどんな恋文を読ませてもらえ…続きを読む
連作短編になっていくのでしょうか。一話目は旦那さんを亡くした奥さんのストーリー。心温まるストーリー展開は著者の真骨頂(他の短編も面白いので是非読んで欲しい!)これからこの図書館を舞台に色々…続きを読む
もっと見る