恋文

作者 新樫 樹

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★★★ Excellent!!!

いろいろな恋心を描いた短編集。現在、公開されている第3話まで読みましたが、どれも良いです。

すごく視点が落ち着いていて、大人の目線というか、落ち着いて読んでいられます。読みやすいし、ストーリーもすっと入ってくるし、小説としてレベルが高いなと感じました。

3話とも、似ていない話なのもよかったです。未亡人、子供のいない夫婦、中学生(かと思っていたけれど、そういう描写は無いですね。たぶん中学生)。いろいろな、上質の恋物語が読めた短編集でした。

Good!

最初の話ももちろんよかったのですが、一話ごとにじわじわと深みを増していっているような気がします

「魔法」の効きがよくなってくというか、研ぎ澄まされていく、みたいな

次はどんな恋文を読ませてもらえるのか楽しみです

★★★ Excellent!!!

公民館にある図書館のゆったりした空気と、一冊の本に関する噂。
1通目を読みましたが、静かに語られる思い出の断片が美しく、それでいて前向きな余韻の残るいい作品でした。
他の話がとても楽しみです。

★★★ Excellent!!!

もっと連載が進んでからレビューと☆をと思っていたのに、読後の心はすっかりと桜の花びらに埋め尽くされ、降参してしまった。
何気ない日常の中に愛を感じさせる名手として作者は既に高い評価を得ているけれど(他作品の絶賛レビュー欄からも明らか)、この作品もまた期待を裏切らない。

こんな図書館が家の近くにあったら良いのに。きっと私は毎日入り浸って、作品の中に出てきた本を探し回るだろう、幸せな恋文に出会いたくて。
続きを楽しみにしています。