概要
知らないままの方が、多分、僕も彼女も幸せだから。
早瀬詩織さんは、多くを語ろうとはしない。
物静かで、とっても瀟洒な美人なのに、僕の彼女。
告白は、向こうからだった。理由は、聞いていない。
いつもオレンジ色のスポーツバッグを下げている。
時々、物憂げな眼で僕をじっと見つめる。かと思えば、いたずらっぽく笑って、僕をからかってくる。
たまに学校に来なくなる。
でも、とても頭がいい。
毎朝のあいさつで「久しぶり」と言う時がある。
人目を気にせず、ボディタッチが多い。
時々、行方不明になる。
詩織さんは多くを語ろうとしない。多くの秘密を持っている。
だけど、僕が好きという、その気持ちだけは、眩しいぐらいに純粋だった。
特に理由のないイチャラブが読者を襲う、(web漫画みたいな小説書けないかなぁ……)とネタに詰まった筆者が書く、反射神
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