これは、世界の異物と戦う少女の物語。 吉野茉莉
2000年代前半、地味な紺のセーラー服を来た女の子と、喪服のような黒いスーツを着た男性が日本にやってきた。彼らはヨーロッパに拠点を置く「使節」と名乗る異端を狩る組織の一員だった……
※全四章、27万文字強、文庫換算730Pほどあります。
※10年近く前の作品を加筆修正したものです。
※魔法詠唱は実在の詩を翻訳したものです。
目次
完結済 全66話
更新
- 第一章 風見唯について
- プロローグ
- 1「夜 住宅街」
- 2「夕方 寂れた町」
- 3「いつかのどこか」
- 4「昼前 ホテル」
- 5「昼過ぎ 公衆電話」
- 6「黄昏 坂道」
- 7「夜 紙雁家1」
- 8「夜 紙雁家2」
- 9「夜 唯の中」
- 10「過去1」
- 11「過去2」
- 12「過去3」
- 13「過去4」
- 14「過去5」
- 15「過去6」
- 16「夜 紙雁家3」
- 17「朝 ホテル前」
- エピローグ
- 挿話
- 僕の異常と彼女の日常
- 第二章 ミハエル=シュヴァンデンについて
- プロローグ「Who?」
- 1「One Wizard, One Knight」
- 2「Klaxon For Crazy Tomorrow」
- 3「I’m Nothing」
- 4「Dark Blood To Go Blight」
- 5「Fate Is Sneering」
- 6「When You Wish Upon Heaven」(前)
- 6「When You Wish Upon Heaven」(中)
- 6「When You Wish Upon Heaven」(後)
- エピローグ「Anyone Wishes Happiness, Anytime, Anywhere」
- 第三章 里見愛について
- プロローグ 「伝統、格式、進歩主義の関係性について」
- 過去 「現在、という観念を生じさせることが既に過去であるという過去の観念について」
- 一日目 「任務に対するささやかな抵抗と怠惰な感覚について」
- 二日目 「世界は決して一通りの解釈ではないという思考について」
- 三日目 「夢に関した諸現象に対する数々の適応策について」
- 四日目 「能力と意志の強さは必ずしも比例しないという証明について」
- 五日目 「効率性を重視する者はリスクの小さい賭けを好むという統計的示唆について」
- 六日目 「夢に関した諸現象に対する数々の適応策について」
- 七日目 「魔術を構築するための能力に関する限りなく基本的な説明について」
- 八日目(前)「戦いにおいてのみ得られるものも存在するという弁明について」
- 八日目(中)「戦いにおいてのみ得られるものも存在するという弁明について」
- 八日目(後)「夢に関する諸現象に対する数々の適応策について」
- エピローグ 「自己の認識と他者への依存の関係がもたらす幻想について」
- 第四章 三人について
- プロローグ「始まっているの?」
- 1「届いているの?」
- 2「隠しているの?」
- 3「忘れているの?」
- 4「騙しているの?」
- 5「疑っているの?」
- 6「怒っているの?」
- 7「伝わっているの?」
- 8「考えているの?」
- 9「歌っているの?」
- 10「変わっているの?」
- 11「戦っているの?」
- 12「入っているの?」
- 13「繰り返しているの?」
- 14「笑っているの?」
- 15「揺れているの?」
- 16「輝いているの?」
- 17「戻っているの?」
- 18「想っているの?」
- 19「残っているの?」
- 20「終わっているの?」
- エピローグ「さよならなの?」
- あとがきではない
- 読破ありがとうございました。
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