ガキン! ゴキン! ジュウハッキン!?

魔王討伐ものを装ったコメディもの。

ええ、この擬音は読んだ人にはわかります。わからない方は是非一読を。ちなみにこの擬音、思わず吹き出してしまった箇所です。この作品、全編通してコメディ色の強い内容で、笑いながら読んでいたらいつの間にか読み終わってしまうほどです。この軽快なノリで繰り広げられる会話劇は一読の価値ありです。

そしてセイをはじめとする登場人物の設定も素晴らしかったです。そのキャラクター造形はコメディだけではなく、意外な形の伏線として物語に関わってきており、読みながら「なるほど」と唸ってしまいました。このキャラクターの作り込み、お見事です。

全体的に下ネタが多い作品ですが、恐らく幅広い層に受け入れられるものとなっております。下ネタ好きの方はもちろん、そうでない方も是非読んでみてください!

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