不味いのに甘いとはこれ如何に。

 古来より、愛の力をもってすれば乗り越えられぬものは無いなどと申しますが、物理的な問題に関してはそうも参りません。
 殊に食事というものは、我々が日常の中で意識する事はなかなかありませんが、自分の体の部品となるものを摂取する行為。でありますからして、不味く不衛生な料理を長期的・恒常的に提供する専業主婦の嫁を貰うなどということは、生涯を毒の沼の中で過ごすに等しい行為と言えましょう。
 昨今においては、悪意の有無によらず、かように体に毒となる料理をドメスティック・バイオレンスの一種とみなした判例もありますれば、料理を作る側も食す側も気をつけなければなりません。
 まあそれはそれとして爆発すればいいんじゃないでしょうかリア充め。

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