鬼の祖母を持つ女の話です。凄くよかったです!圧倒的な描写に心を奪われました。心情表現もグッド! 彼女の心に寄り添うように、きちんと掴んでいたと思います。きっと筆者様は色々な物語を書かれているのでは、と思いました。この話、長編でもできそうですね!次の話に期待して、星3つ送らせて頂きます。
夏のある日の光景から、ミステリアスな展開となり、不気味なムードがただよってきました。
祖母と二人暮らししていた「私」は、祖母の死後、家を出ることを決める。死後に明らかになった、祖母の、「私」の、恐ろしい秘密。「私」が、訪ねてきた男と会話しているだけの物語なのに。読後、こんなにも絶望を感じたのは初めてです。
男女二人の会話の中から、怖さがじわじわ伝わってきました。文章が終わった後、彼女がどうなるのか気になる作品でした。
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