おだやかで淡々と日常を描いているようで、パチンコ依存の夫やうまくいかない祖父母との関わりなど、リアルな現実の不安感をひしひしと感じる伊藤さんの作風、健在です。
とびの ゆう と読みます。 キャラクター文芸、異世界恋愛、異世界ファンタジーなどを書いています。
首の皮1枚繋がって、やっと幸せを保っているような家族の日々が切々とつづられています。 その痛みも、ささやかな幸せも、胸に迫ってくる中編です。 (以下ネタバレ含む) 案外こんな風に成立…続きを読む
家族ってやっぱり難しいものだと前半部分では少し感じさせる。若くして子供を産むと色々と大変なのかな... ...。奥さんが少し可哀想に思えてしまった。後半の終わり方は好きな終わり方だった。
タグには「のんびり」と書いてありますが、物語の端々にギャンブル依存症の夫を嘆く、ママの叫び声がリアルに伝わってきます。これを、逆に比較的に読みやすく易しい文体で書かれているので、そのギャップがギャ…続きを読む
幸せの隙間から、押し隠したい不安が漏れ出す。不思議なリアルさを醸し出す文章が大変魅力的です。淡々とした言葉から紡がれる不穏な空気に、ざわざわとした不安が強くかき立てられます。これから物語がどう展…続きを読む
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