おだやかで淡々と日常を描いているようで、パチンコ依存の夫やうまくいかない祖父母との関わりなど、リアルな現実の不安感をひしひしと感じる伊藤さんの作風、健在です。
とびの ゆう と読みます。 キャラクター文芸、異世界恋愛、異世界ファンタジーなどを書いています。
家族って、なんでしょうか。保育園に通う娘と、パチンコに熱を入れる夫、喜びと葛藤が綯交ぜとなった主婦の目線で語られる物語。熱帯魚と夜店で購入した金魚が、主人公である主婦の心を反映しているかのように…続きを読む
のんびり、とありますが、読んでいる側はまったくのんびりさせてもらえない(笑)スローなテンポの中に確実に忍び寄る不安感、平凡なようでいてずるずると引き摺るみたいな生活感、色はあるけれどもどれも何か色彩…続きを読む
若くして子を産み、結婚することになったヤンママの、危なっかしい新婚生活。夫が酒・タバコ・ギャンブル好きという、これでもかというほど危うい予感しかしないので、読んでいてハラハラしっ放しです…。ス…続きを読む
幸せの隙間から、押し隠したい不安が漏れ出す。不思議なリアルさを醸し出す文章が大変魅力的です。淡々とした言葉から紡がれる不穏な空気に、ざわざわとした不安が強くかき立てられます。これから物語がどう展…続きを読む
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