胸が苦しくなる、何度も画面を閉じるほど

嘘って何気なくついてしまうもので、それは他の人を傷つけないためだっだり、自分を守るためだったり。主人公の女の子がそうやって嘘をついて雁字搦めになっていくのがよく分かる物語でした。心情描写が際立っていて、読んでいると胸が苦しくなるんです。でも最後は救われて、胸の中の苦しさがほろほろと溶けて崩れていくよう。素敵なお話でした。

その他のおすすめレビュー

きづ柚希さんの他のおすすめレビュー39