四月一日のカノジョ

作者 おおさわ

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★★ Very Good!!

スルスルとラブコメチックに読めます。年間行事形式の展開がリズミカルです。
四月一日と書いてワタヌキと読む。知識が増えました。ありがとうございます。実際のワタヌキさんも、こんな苦労をされているんでしょうね。
なお、星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。

★★★ Excellent!!!

4月1日に告白した男の話です。

一年を通して書くというのは面白かったです、季節行事を流れながら、とっても楽しかった。

ただいい作品だったので敢えていわせてもらいますが、最後の一言、もっと勢いが欲しかったです。

描写でもいいんですが、クライマックスまで持っていき、その一文が冷たく感じました。

意味はわかりますが、冷たくいうのなら、笑顔でいう、など何かしらの表現が欲しいですね!

それでもいい作品でした!

次の話にも期待して星3つ送らせて頂きます。

★★★ Excellent!!!

彼女の誕生日が不運にもエイプリルフール。それでも負けじと恋心を貫こうとした青年と、その思いを受け入れて徐々に心開いていく姿が何とも健気で心打たれます。
しかし、最後の最後であの台詞……エイプリルフールだからこそ二の轍を踏まないようにしたのか、それとも彼女への愛に勇気が揺らいでしまったのか。この一言が吉となったか凶となったか、想像するのもまた怖い気がしてなりません。

★★ Very Good!!

毎月一日、テンポよく繰り返されるボクの告白。
カノジョの気持ちも少しずつ動いていく。

それは鮮やかなグラデーションとなって……。
何とも言えない恋の結末がまた、リアリティを感じられて凄いなぁと思いました。

作品の中で語られるのは、ボクとカノジョの一年間です。
しかし、ボクとカノジョの物語にはその先があります。

果たして、どうなるのでしょうか。
その答えは、読者一人ひとりの胸の中に。

★★★ Excellent!!!

大学のアニメサークルが舞台となっている本作。
実話なのかな?とすこしの期待を抱きながら読み進めて行った。
物語は主人公がヒロインに告白した所から始まる。
しかし、とある理由でそれを真意だと思われず、ヒロインに嫌悪感を抱かせてしまう。
それでも主人公はヒロインに毎月告白するという半ば行脚に近いような事をして行く。

時間の経過とお互いの気持ちの変化が上手く表現されていて、かつ、季節が細かく分かれる事から読みやすい。

少し、性的な描写もあるが大人の小説なのであって良かったと個人的には評価している。

この小説に登場している人間は不器用だけどそこが人間味があり共感を持てた。
それを踏まえて話を読み進めてオチを読むと「お前、何も変わってないな笑」と思いニヤリとしてしまった。

実写化したら面白そうな内容だ

★★★ Excellent!!!

変わった名前を持つ人の気持ちを 考えてみた。
小鳥遊と書いて、たかなしと読むとか、世の中には色々ある。
個性的だと 胸をはって言える人 ばかりじゃないよね。
名乗る時に 必ず何か言われるのは、きっと 嫌だよね。

一日が 1年で 12回 巡ってくる。
もうすぐ一日だと思うと、きっと二人は どきどきしてしまう。
意識せざるをえず、期待や 淡い想いや、失望が そこにある。

きっと未来永劫、そんなやり取りが続いていくという予想は
びっくりするような展開で 見事に 裏切られ(いい意味で)
ああ、と 天を見て せつなく ため息をついてみたくなった。

人と人とが 結びついたり、離れたりする理由。
そして、それを 意志や想いで ひっくり返す勇気。
めちゃくちゃ すきな ものがたり。

★★★ Excellent!!!

そりゃ惚れるしかないよね、彼もカノジョも。 …なんて思うのも、相手のことを考えていないことかしら。
恋愛は相手あって成り立つもの。最後の一ヶ月で彼が得た教訓は、そういうことだと思うのです。
考え抜いた末に発せられた言葉は吉と出たのか、凶と出たのか。二人が幸せになりますように。

★★★ Excellent!!!

最悪の告白からスタートする二人の関係が少しずつ近くなっていく、ピュアな恋物語。ゆっくり展開の恋バナが好きな者にはたまらないストーリーです。

しかし、ただの甘々ではありません。一生懸命なだけだった「ボク」が、人間的に一回り大きくなる物語でもあります。一年後、成長した「ボク」に、彼女は何と答えるのか……。余韻も美しい作品です。

★★★ Excellent!!!

若さゆえの未熟さが歯がゆくて、初々しい戸惑いが愛おしい。ぎこちなく近づいていく二人の恋心が丁寧に繊細に描かれています。

いいですね、青春って。突っ走る情熱も、不器用さも、素直になれない複雑さも、すべてが眩しくて瑞々しい。

当方昭和生まれですが、頭の中にH2Oのあの曲が流れてきました(笑)。

★★★ Excellent!!!

 知らずにいたとはいえ、告白した相手の最も鬼門に触れてしまい、ビンタをくらう所から話は始まります。
 それから各月の最初の日、二人の関係が縮まるさまが描かれて短編とは思えない充実した描写は見事の一言。
 オタク同士というなじみやすい題材を選びつつ、切ない恋愛感が見事。
 二人の恋の行方に共感できます。

★★★ Excellent!!!

リアルな恋でした。
恋って、こんな風に、全然甘くない。むしろ苦くて、思い出したくないようなシーンが必ずある。
その苦みや痛みが、ひしひしと伝わりました。

真剣でまっすぐなふたりを心から応援したい。素直にそんな気持ちにさせられました。

初々しい恋の感触を思い出す、素敵な物語です。

★★★ Excellent!!!

いきなりレビューという行為自体を放棄するような書き出しではじめてしまいますが、作品内容に関しては、ここで四の五の解説するよりとにかく一読してもらった方がいいと思います。
8000字弱の作品ですし、大した時間は掛かりませんから。

それで、ごく個人的な感想になってしまうんですが、私も学生時代にはいわゆるオタク系のサークルに所属していた経験がありまして。
サークル内のメンバーにも「消費型」と「創作型」の人間が居て、後者は少数派だ~みたいなくだりには、何やら当時を思い出して、そういうのってよくあるよなーと、スッゲー懐かしい気分になったりました。
ああ、遠い日の麗しい思い出ってやつですね。


……。

…………。

……まあ、もっとも私が所属していたサークルは、女の子の部員なんか全然居なくて、いっつも汗臭い男ばっかでガンダムの一年戦争について朝まで語り合ったりする場所だったんですけどね!!(白目)

★★★ Excellent!!!

四月一日をテーマにした、一貫性のある恋愛叙事詩です。大学のアニメ研究会を舞台にした、サークル内恋愛のあれやこれ。

ヒロインの苗字が四月一日(わたぬき)、という所から発想したのでしょうか。センテンスごとに日にちを設け、時系列順に読ませることを意識した文章が非常に巧みでした。

一途に一人の女性を想い続ける主人公の心境も、ストレートでありつつオタクらしい忸怩たるジレンマに悩まされていて、共感できる人は多いはず。
サークル活動を経て徐々に距離を詰めて行く恋愛模様も、堂に入ったものです。この分量でよくぞ一年間の軌跡を書き切ってくれました。

結ばれるけど、結ばれない、痛切な想いを告白する最後の一文をぜひ、多くの方にも体験して欲しいです。
定番だけど、だからこそ胸を打つ王道が待っています。