オチを見て年甲斐もなくニヤリとしてしまった。

大学のアニメサークルが舞台となっている本作。
実話なのかな?とすこしの期待を抱きながら読み進めて行った。
物語は主人公がヒロインに告白した所から始まる。
しかし、とある理由でそれを真意だと思われず、ヒロインに嫌悪感を抱かせてしまう。
それでも主人公はヒロインに毎月告白するという半ば行脚に近いような事をして行く。

時間の経過とお互いの気持ちの変化が上手く表現されていて、かつ、季節が細かく分かれる事から読みやすい。

少し、性的な描写もあるが大人の小説なのであって良かったと個人的には評価している。

この小説に登場している人間は不器用だけどそこが人間味があり共感を持てた。
それを踏まえて話を読み進めてオチを読むと「お前、何も変わってないな笑」と思いニヤリとしてしまった。

実写化したら面白そうな内容だ

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