私には到底理解できない『悪』が存在するらしい。

 これは魔が差したなどといったレベルをはるかに超えた、悪意しか感じられない凶悪犯罪。まともな人間が異常な人間と対峙するとき、こうも精神をすり減らすものなのかと、読んでいて本当に背筋がぞっとしました。
 とことん遣りあうのか、或いは放っておくしかないのか、どちらが正しいのかも分からないほどにただただ恐怖を覚えました。

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