壮大な長編ファンタジー

一人の美しい少女が、天空に迷い込むところからスタートするファンタジー。
少女と関わりながら、様々な登場人物たちの思惑が交錯し、気持ちが変化していくところの描写力は、素晴らしく魅力的です。思い切り感情移入してしまいます。
ファンタジーですが、安っぽさはどこにもなく、しっかりとストーリーが作り込まれています。そして少しずつ壮大なスケールへ物語は展開していきます。
前/後編に渡る長編小説で、これから後編を拝読しますが、この先が気になるところです。

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