前篇というか序章

ファンタジーの要素は全て盛り込まれている。
ゆえに、男女問わずに世界観で躓くことはない。
壮大だが、丁寧に描かれる世界観が読むごとにスーッと入ってくる。
読み手の一人一人が城を竜を想像しているだろう。
そして、その全てが違和感なく存在し得る世界。

作者の特徴である『音』が紡がれるファンタジー。
城での会話の裏でバロックが流れているような感覚や、竜が滑空する場面では『魔王』が流れたりしてました。

もっと『音』に造景が深ければ、色々な音が溢れてるのであろうな~と思いました。

また後編でレビューします。

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