悪例で見るラノベ用物理学

作者 七次元事変

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★★★ Excellent!!!

 軽妙な筆致ですが、その内容はとても真面目です。超能力者が出てこないリアル系SF、並びに現代アクションを書く上で必要な物理法則に関する知識が読み進める内に自然と身に付くので、ラノベの参考書としてお薦めです。SF・現代アクションをこれから書こうという初心者の方は、本作を一読しておいて損はないと思います。

★★ Very Good!!

作者様のおっしゃる通り、「そんなバカな」な物理を使った話って、アニメに限らずドラマやバラエティでも見ますよね…
面白いのですが、★2つにさせていただいた理由は、専門用語を使うタイミングがどうなんだろう…というところです。
遠心力のところを例にとると、「作用反作用の法則」。
これは確かに理系の生徒さんなら(文系でも習うのかな?)高校生でも知っているような言葉ですが、その実、本当に理解している人は少ない内容なのではないかと思います。

とても面白いのですが、下手に専門用語を出してしまうと「あ、その言葉知ってる」と、『分かった気になってしまう』人がいるのでは…と思うのです。
まぁ説明する側からすると、用語を使わずに解説するってすごく難しいんですけどね、できる限り分かりやすく書こうという作者さんの気持ちは伝わってきますが…
文中で使う基本用語に関しては、別に説明のページを用意するとさらに良いのでは無いかと思いました。

…偉そうなこと言ってごめんなさい、やっぱり七次元異変さんより詳しく説明するのは至難の業かも(笑)

★★★ Excellent!!!

 難しい物理現象を細かい所は端折って、具体例を挙げつつザックリ解説するこの物語は、小説を書く・読むうえで必要最低限の内容を簡単に学ぶのに最適な物語です。
 特に電磁気系の内容は、工業系学校の電気系学科に所属するものとして、先生の小難しい話の復習にちょうどよかった気がします。

 「遠心力を用いた加速」に関しては、「加速」というほどの大きな力が働いている訳ではないのかもしれませんが、ロケットの打ち上げの際に円周が最も長い赤道にできるだけ近い所から、地球の自転によるロケットに働く遠心力を利用(補助程度だとは思いますが...)して楽に打ち上げているという話を以前どこかで聞いたような気がするので、あながち間違いではないのかなという気がしますがどうなのでしょうか?


さて、一つ質問がありますです。電磁気編のリクエストで解説していたスタンガンで銃弾を曲げる話なのですが、方法や設備系の問題は別に考えるとして、銃弾を帯電させクーロン力によって曲げることはできないのでしょうか?
 先生に教えてもらった僕の記憶が正しければ、ローレンツ力よりもクーロン力の方がはるかに力が強かったと思ったので、ローレンツ力によって曲がるのが難しいのならば、クーロン力によって曲げればよいのではないかと思いました。
 まぁ、どのようにして帯電させるか(銃弾を布で擦る訳にもいかないし...)とか、強力な電場をどのようにして準備するか(超強力かつ小型で持ち運べる電源がある訳もないし...)等の問題もある訳ですが...。

 ご検討いただければ幸いです。

★★ Very Good!!

「慣性の法則」「遠心力」「作用反作用の法則」
ひとつでも引っかかるところがあったらこのエッセイを読もう。そんな状態でエセ科学小説書くなんてイカれてる!

短期間で手早く常識を摂取するならオススメです。
少なくともこれは理解できる!と自らの正気を確かめられました。同じくらいおバカなのも理解したのでトントンです。
遠心力の話とか頭から抜けてた。

ときどき入る淫夢語録はマグレブで浮いてたことにします。

★★★ Excellent!!!

よく?ありがちな間違いを数式使わずに説明していてわかりやすい。
特に遠心力については、ハンマー投げ系ミニゲームの描写のせいで間違いがちなのでちゃんと書いてくれていて嬉しい。
ゲーム→糸と飛ぶ方向が一直線
現実 →糸と飛ぶ方向が直角
を混同している人のなんと多いことか。

高速移動については、足を地面にめり込ませてその側面を蹴ることで反対側に飛ぶ破片の速度を抑えられるかと愚考します。

★★★ Excellent!!!

 空想科学読本は明らかに科学的に疑問なところを分析して、大袈裟に扱っていますが。
 ただ、このエッセイは我々ワナビが気にもとめていなかったさらに細かい所をついています。
 つまり、物理的にありえるだろうと思われていたことが、物理学的には起こりえないという事実です。
 リクではありませんが……私は、格闘で同じ威力同士のパンチでカウンターが決まると双方とも通常の二倍のダメージを食らうのかとかが疑問ですね。
 とても勉強になりました。

★★★ Excellent!!!

拳銃の弾道は曲がりません。それが何故なのかをキチンと数字を交えて解説しているところに説得力があります。
航空機用エンジン、ガスタービンはいちおう、おじさん専門なのですが書かれた解説は正解です。だから書いてある内容はまるっと信じて大丈夫です。
小説を書くために物理を学ぶのは「なんだかなー」な感じでも、本作を読むのは簡単です。一読しましょう。

★★ Very Good!!

異能バトルもの書いていると、必ず理系問題にぶち当たります。
仮に変なビームが手から放たれても、この光はどのくらいのエネルギーを持つのか、千○田えるちゃんでなくとも気になる人が殆どです。
氣だ、オーラだと開き直ることもアリだと思いますが、力学に照らし合わせることで、作品に奥行きも出るのではないでしょうか。
まあ、最後は単純な殴り合いに辿りつく気がするんだけど。
あと、投げナイフは浪漫だ。そこだけは譲れない。

★★★ Excellent!!!

 私も自作でしょっちゅうウソ物理学を多用したバトルシーンを書いているのでこういったものはとても参考になりますし、一読者として読んでいても単純に面白いです。
 今後さらにコンテンツが増えていきそうですので、また読みに戻ってこようと思います。

 それにしても読んでいくうちにどんどん文章がはっちゃけてきて草 じゃあ俺★3つ投げて帰るから(棒読み)

★★ Very Good!!

 とても勉強になりました。特に『遠心力は存在しない』という項目にびっくり。読んだあとも「いやいやあるでしょっ」と、その存在を信じて疑わない自分がいました(^-^; 多分ほかに読んだ人もそう思うでしょう。

 つまりっ!

 皆があると勘違いしているならば、あるってことで小説書いても問題ないのかなという、元も子もない結論に至りました(笑) 
 
 続きも楽しみにしていますねー(⌒∇⌒)

★★★ Excellent!!!

面白ければ何でもいいじゃないか――では冷めてしまうのが、質の悪いことに読者の性なのです。
ご都合主義を嫌う読者がいるように、ご都合理論を嫌う読者も一定数存在します。

このエッセイでは、そのご都合理論になってないかどうか、それを予め勉強することが出来ます。
『ご都合理論になってても気にしないぜ』という方はともかく、もし『ちょっとご都合理論は外したいな』と考えられる方がおりましたら、ご一読くださいませ。

ライトノベル用物理学、今はまだ四つの検討にとどまりますが、私はこの題材に寄せる期待から星3つをつけさせていただきます。

※前回のレビュー文章は不適切と思い、一部削除いたしました。

★★★ Excellent!!!

ファンタジーとかフィクションであっても、
リアルな知識が背景にあるか否かで、
魅力度というのは大幅に変わってくると思います。
「力学その3」が個人的には好きです。
超加速するために何が必要か……という考察は、
あの「空想科学読本」或いは「探偵ガリレオ」を髣髴とさせられました。

物理法則をガチガチにリアルで固めて
主人公の「能力」をチートで埋め尽くして
「ありえない?」を実現するような作品があっても面白そうですね。

★★★ Excellent!!!

科学的な知識に疎い私にとって、このエッセイはとても参考になります。
ブーメランや投げナイフなど、あのアニメに登場する武器を科学の視点の鋭いメスを入れるという内容です。

飛んでくる拳銃の銃弾に、スタンガンの電流を当てて、銃弾の軌道を変えるという私の作品の中に登場する神業は、科学的にどうなのかと作者に訊いてみたくなりました。

★★ Very Good!!

「曲がる拳銃の弾」……ああっ、これ、こないだDVDで観ました! ハリウッド映画で、いかにもありそうに描いてあったけど、
「そうだったんだ!」ですね!

 危うく鵜呑みにするところでした、危ない、危ない。
 転ばぬ先の杖、聞かぬは一生の恥、こういうエッセイは有用です。

 物理学を専門で学んだ人の一家言。
 自分が書いてる小説の物理法則に間違いがなかったか、すごく今、ヒヤヒヤしてます。