コンテスト用なので中編のサイズで、きっちりと完結しています。面白そうな世界なだけに残念。あまりにちゃんと完結していて、続編を書くのは難しそう。もう少し長いサイズで読みたい作品です。
ラノベレーベルで佳作を取った経験あり。しかし編集の思惑違いで出版させてもらえず。最終選考に残ったこと二回。しかし出会う編集、出会う編集、みんな偏屈で変人なの…
読み終わると、え?これしか文字数がないの?と思えるほど、大きくて深い世界に引き込まれる壮大で繊細なファンタジー。ファンタジーはあまり読んだ経験が無いのに、情景が簡単に想像出来る筆力に脱帽です。
この作品には2つの楽しみがあります。一つは、骨太で王道なストーリー展開。背骨のしっかりとした物語を、格調高い文章が肉付けしているためとても読みやすく、世界に入り込みやすい。そしてもう一つが、竜と…続きを読む
失われた故郷から姿を消した兄を求める少女と、失われた仲間の生き残りを探し続ける竜。片や意地っ張り、片や尊大、顔を合わせば喧嘩ばかりな旅は、次第に国全てを巻き込む途轍も無い事態に発展していき……。…続きを読む
右目の視力を失った竜の青年と、左腕を失った少女が互いに支えあいながら、竜(人)探しの旅をする物語です。ハイファンタジーがお好きな方はきっと垂涎ものかと。高貴なたたずまいで知的な青年と、どちらかと言…続きを読む
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